メッツァ・ビレッジ(飯能・宮沢湖)へのアクセス、テナント、駐車場の利用方法。
埼玉県・飯能市の宮沢湖畔に、ムーミンのテーマパークがオープンするというニュースは、多くの人が知っているかと思います。
何年も前から工事が行われていましたが、ついに2018年11月9日、先行して商業施設のメッツァ・ビレッジが開業しました。
ムーミンヴァレイパークは入場料が掛かりますが、メッツァビレッジは入場無料です。
2018年11月27日(火)に、さっそく行ってみたのでレポートしたいと思います。
この日は、気候的には最高の日和でした。快晴でほぼ無風。暑すぎず寒すぎず、紅葉にも間に合って….。
なので、とても気持ちよく過ごすことができました。
屋外施設の場合、当然天気に左右されます。快晴でも風が強いとテラス席は辛く、施設全体の印象は大きく変わると思います。
まずは、施設の全体像を。左上のムーミンバレーパークは2019年3月開業。
茶色の部分が現在開業しているメッツァビレッジです。
駐車場からエントランスロードを数分歩くと、こんな感じに出迎えてくれます。右の建物はMARKET HALLという物販コーナーで、1Fは食べ物関係、2Fは雑貨を販売しています。
真ん中奥に見えるのは、宮沢湖という人工湖の向こう岸で、2019年3月にオープンするムーミンバレーパークの敷地です。
すぐ建物(MARKET HALL)内に入って中を通っても良いのですが、外を歩くとテラスで飲食している人が見受けられます。
建物の中ではサイボクハム(隣の日高市にある、主に豚肉を扱う地元企業)のベーコンステーキなどが売られていて、それをこのテラスで食べることができます。
缶ビールなども売っています。メッツァビレッジ内の飲食店はどこも高めですが、ここで缶ビールを買うと240円〜。レストランなどは全体的に高めですから、安くあげたいのであれば、ここの利用がオススメです。
もちろん、テラス席で購入した缶ビールを飲めます。
中心的な建物は、この2棟。レストラン棟のVIKING HALLとマーケット棟のMARKET HALL。
VIKING HALLの二階は、ラーゴムという、メッツァ・ビレッジ内ではいちばん大きなレストラン。一階は複数の飲食店が入居していて、共有スペースとなっているテラスで飲食できます。いわゆるフードコート形式ですね。
ロイヤルコペンハーゲンが営むnordics (カフェ & 雑貨)。
11月27日現在、こちらはまだ工事中でした。(2020年3月現在、営業中)
宮沢湖畔の風景は、かなり魅力的な絶景。
ここは元々、ちょっとした観光地でしたが、良くも悪くも鄙びた、というか、長閑というか、垢抜けない田舎の観光地風情でした。
それが、北欧テイストなオシャレなスペースに大変身!
こんな風景を眺めながら、飲んだり食べたり….幸せな時間を過ごせると思います。
向こう岸の灯台も、ムーミンバレーパークのために建造されたものと思われます。
人工的に作り過ぎず、適度に自然を活かした景観がいい感じです。
犬連れ可なので、連れてきてる人が多いです。
イベント広場では、寝転がってくつろぐ人も。
クリスマス仕様のインスタポイント。
デンマークホットドッグ600円は美味しいけど、思いっきり観光地価格と感じました。
ソフトクリームのようなものは、ミートボールです。こちらは800円と、やっぱりかなり高め。
この大きな卵?は、チームラボのインスタレーションの準備でしょうか。中に照明が仕込まれているようでした。(このイベントは終了しているので、現在はありません)
対岸の方からイベント広場を見たところ。
対岸はメッツァの敷地外ですが、メッツァから湖畔沿いに歩いて行けます。
カヌーにも乗れます。
ボート乗り場のデッキ。
マーケット棟入り口脇の紅葉がキレイでした。
マーケット棟1Fにある、サイボクハムで購入したスタミナセット+ベーコンステーキ1枚追加で、1500円。これは比較的オトクな価格設定と感じました。
施設内でいちばん広いレストラン・カフェが「ラーゴム(LAGOM)」。
椅子やテーブル、照明器具などはフィンランドならぬスウェーデンのIKEAの製品なんだそう。
▼ちなみにIKEAの照明器具や家具は、Amazonでも購入できます。
メッツァビレッジ内の物販。どんなものが売られてる?
マーケット棟の1・2F以外にも、メッツァホールで雑貨などが販売されています。
それと、ロイヤル コペンハーゲン、イッタラ、アラビアなどのブランドを持つ「フィスカースジャパン」がプロデュースするコンセプトカフェでも、それらの雑貨が販売されるようです。(11月27日はまだ工事中でした)
この建物は、ホールと銘打っているので、イベントなどに使われるのでしょうか。
とりあえずこのスペースは、ショップとして使っている感じでした。
ここで売られているものは、マーケット棟と重複しているように思われました。
マーケット棟1F。2Fから見下ろしたところ。地元飯能周辺産の加工食品や野菜が売られています。
マーケット棟2F。北欧雑貨はほんとに可愛くてオシャレ。でも、イケアやフライングタイガーのようなリーズナブルな価格を期待すると、ちょっと違うかも?
こちらの小さな人形は、1つずつ手作りとのことで、それなりのお値段。
メッツァビレッジ&ムーミンバレーパークへのアクセスは?
クルマで行く場合、電車とバスを乗り継いで行く場合を紹介します。
電車・バスの場合。
西武池袋線・飯能駅からバスで13分。
飯能駅は、池袋から3駅目(特急利用の場合)。およそ40分掛かります。
JR八高線・東飯能駅からもバスで行けますが、休日のみ運行で、1時間に2本程度となっています。
また、JR川越線・武蔵高萩駅からもバスで行けます。
クルマの場合。
圏央道・狭山日高ICから5キロ(渋滞がなければ10分程度)。県道347号〜国道299号というルートは分かりやすく、迷うことはないと思います。
但しこの道は、観光シーズンの休日はメッツァ開業前から渋滞しやすく、30分以上掛かる場合もあります。
徒歩の場合。
飯能駅から約3キロ。大人の足なら30分程度で行けるかと思います。
春や初秋の時期、ハイキングを兼ねるなら、高麗駅から歩くルートもオススメします。80分くらいです。
曼珠沙華で有名な巾着田を抜け、ドレミファ橋を通って丘陵地帯に入り、高麗峠を経由して宮沢湖の対岸に抜けるルートがあります。
一応ハイキングコースとなっているので、要所には道標が立っています。
施設の入り口前にバス停があります。冷暖房完備の待合室もあります。
飯能からのバスは、西武バス・国際興業・イーグルバスの3社が運行しています。
3月16日、ムーミンヴァレーパーク開業に伴い、バスは増便となっていますのでオフィシャルサイトで確認してください。
駐車場の利用方法は、ちょっと煩雑。
以下は、開業直後の情報です。現在はシステムが変更になっているので、オフィシャルサイトで確認してください。
駐車場は有料です。
平日は1日1500円、土日祝日は2500円。
しかも事前登録で料金の支払いはカードまたはコンビニ決済と、ちょっと面倒くさいですね。
時間貸しの場合は、平日:10分100円 (一日最大1,800円)、土・日・祝:30分500円 (一日最大3,000円)となっています。
ただし、事前登録ですでに満車の場合は、時間貸し利用はできません。
それぞれの料金を見ればわかりますが、2時間半以上利用する場合は、事前登録しておいた方がオトクです。
でも、ムーミンパークが開業していない時点では、2時間半以上滞在するほどの見所はないように感じました。
また、事前登録による一日利用の場合でも午後1時以降に予約の場合は、1,000円、午後5時以降の場合は500円(いずれも平日の場合)となっています。
休日についてはオフィシャルサイトをご覧ください。
●一日(終日)利用の場合の利用法
まず、駐車場予約ページで空き状況を確認します。
1.希望日に空きがあるようなら、その希望日を選択し、駐車場予約ページに行きます。
2.利用が始めての場合は、会員登録します。
利用約款を読んで同意します。
登録はメールアドレス、携帯のショートメール、LINEなどが使えます。
3.認証コードが送られてきます。
4.登録画面に認証コードを入れ、カード払いの場合は支払い手続きを行います。
5.予約完了メールが送られてきます。そこにQRコードのアクセス先が掲載されていますので、必要に応じてプリントアウトなどして行きましょう。
6.現地に着いたら、係の人にQRコードを提示して駐車場に入場します。
このQRコードは出る時にも必要ですので、消したり捨てたりしないよう注意していください。
う〜ん….たかが駐車場利用で、こんなに面倒なのはどうかと思います。
何度も利用する人は少ないと思いますし。
事前登録は終日利用可ですが、ムーミンバレーが開業していない現在、メッツァビレッジで一日過ごす人がいるとは思えず、駐車場にかなり空きがあっても時間貸しでの利用ができないという事態が起こりかねません。
ムーミンバレーが開業しても、ディズニーランドのように広いわけではないので、果たして終日利用する人がどれだけいるでしょうか。
実際に利用してみたところ、色んな点に於いて改善の必要性を感じました。