代々木公園でお花見、2018年の開花から葉桜までを振り返る。
2018年3月17日、東京都心の桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。
いよいよお花見シーズン到来!渋谷区の代々木公園でお花見を予定している人も、多いことでしょうね。
東京の今年の冬は記録的な寒さもあり、桜の開花は遅めかなと思っていたら、3月に入ってからの気温急上昇で、逆に平年より9日も早い開花となりました。
開花後の気温推移によって、いちばん見頃となる時期はなかなか予想できません。
そこで、このブログページでは開花状況を観察し随時追加更新していきますので、お花見の計画にご利用頂ければと思います。
まずは、2017年はどんな感じだったのか、振り返ってみたいと思います。
以下のページを御覧ください。
●代々木公園の桜、2017年の開花〜満開〜葉桜まで。
2017年は、東京は3月21日の開花でしたが、開花後に気温の低い日が続き、例年になく花が長持ちしました。
なので、今年の満開を予想する上ではあまり参考にならないかも知れませんね。
●2018年3月11日(日)
この日、穏やかな好天に恵まれたものの公園への人出は少なめでした。
園内いちばんお桜の木密集地“桜の園”も、ご覧のとおり。
まだ、ゴミ置き場等も設置されていませんでした。
比較的早咲きの木をチェックしてみました。
蕾はかなり膨らんでいるものの、2〜3日中に咲くほどではありません。
●2018年3月17日(土)
この日、都内の桜の開花が気象庁によって宣言されました。
しかし、代々木公園ではまだ咲いている木を確認できませんでした。
明日にも咲きそうな蕾はありましたけど。
いかがですか、この蕾。突っついたら花が開きそうなくらいピンクに膨らんでますね。
最盛期には場所取りのブルーシートで覆いつくされる辺りも、まだこんな感じ。
●2018年3月21日(祝)
開花宣言から4日。暖かい日が続いていれば2割くらい開いていても良い頃。
しかし東京は、なんと雪!前日に引き続いての雨が昼くらいからみぞれとなり雪になりました。
積もるほどでは無さそうですが、開きかけた蕾も閉じてしまった?
それはわかりませんが、午後になっても気温約3度、あまりに寒く公園に行く気力も失せたので写真はありません。m(_ _;)m
●2018年3月22日(木)
丸々2日続いた荒天(雨〜ミゾレ〜雪〜雨)も回復、この日は昼くらいから晴れ間も見られ、気温も4月上旬並みまで上昇しました。
桜も一気に開花した様相です。木によって異なりますが、1割から3割くらい開いていました。
この感じだと今週末(24〜25日)には見頃を迎えそうです。
まずは、園内一の名所、桜の園をご覧ください。
午後3時くらいの「桜の園」の様子です。気の早い人たちがすでにお花見を始めていましたが、まだちょっと早いですね。
続いて、噴水池周辺をご覧ください。
噴水池周辺は古い木が多いせいか、開花はちょっと遅れ気味ですが、それでも木によっては2割くらい開いていました。余談ですが昨今の代々木公園は東南アジアや欧米系の外国人の姿が目立ちます。
池の周りにはベンチがあるので、少人数のグループや花見デートにもオススメです。池越しの桜の風景を楽しむならベストポジション。ただ最盛期には、ベンチが取り合いになることは必至ですね。
続いて、中央広場をご覧ください。
中央広場は大きな木が多いのが特長です。
桜の園ほど木が密集していませんが、そのぶん花見客も密集しないので開放的な雰囲気で花見を楽しめると思います。
●2018年3月23日(金)
昼頃には17度くらいまで気温が上がり、概ね5分咲きくらいまで開花、今晩は夜桜見物で賑わうものと思っていたのですが….。夕方から断続的に雨、夜8時半くらいから本格的に降り出してしまいました。
よって撮影も断念、写真はありません。
●2018年3月24日(土)
写真は午後3時半くらいの様子です。
開花状況は木によって30〜60%という感じでした。気温15度、風速推定1メートルと穏やかで絶好の花見日和。ごらんの通り大勢の花見客で賑わっていました。これでも昨年最も混雑した日の70%くらいの人出かとは思いますが。
お馴染み、園内最高の賑わいを見せる“桜の園”は、ご覧のとおりギッシリでした。
噴水池の周囲は、個人的に最高の花見スポットです。頭上の枝とともに、池越しに対岸の桜を眺める景観は花見名所多しといえども、そうそうないと思います。
西門を上がった辺りは傾斜があるものの、独特の雰囲気があります。桜の園ほど人が多くないので、ここなら場所取りせずに花見の宴が開けますね。
2018年3月26日(月)
平日ですが昼くらいに行ってみました。
前日に比べれば半分以下と思われますが、それでもすごい人出で賑わっていました。
この日の最高気温は21度。一気に開花が進んでいます。木によっては散り始め。でも木によってはまだ8分程度だったり。
今週末はもう50%くらいの葉桜になっていると思われます。
2018年3月29日(木)
連日の初夏のような陽気で、週末まで花が保たないかと懸念されましたが、大丈夫そうです。
この日も平日にも関わらず園内は大勢の人で賑わっていました。
開花状況は、木によって散り始めから-30%くらいの葉桜でした。
今晩と明日金曜日は最高の夜桜が期待できそうです。
土曜日曜は晴れの予報ですが夜は冷え込みそう。
桜の園はいつも大賑わい。
外国人の姿も目立ちます。
中央広場は余裕を持って寛げます。
西門を上がった辺りは、ちょっと鬱蒼とした感じなんですが、カップルに人気。
ここは葉桜率高めです。
ご覧の通り、木によっては開花率-40%の葉桜。
公園内の正規売店でプレミアム・ソフトクリーム。バニラとサクラ。ひとつ400円!美味しいですよ。
2018年3月31日(土)
午後3時くらいに行ってみました。
さすがに週末、しかも穏やかな好天。今シーズン最高の人出かも知れません。
開花は概ね、満開より-30〜60%。
すでに半分以上散ってしまった木が少なくありません。
ただ、まだ70%くらい残っている木もあるので、お花見はじゅうぶん楽しめるでしょう。
桜の園の前の道はラッシュアワーさながらの大盛況。
すでに30%くらいしか花が残ってない木が半分くらいか。
桜の園は、足の踏み場も無いくらいの大賑わい。
29日はカップル専用スペース?だったこの場所も、団体多し。
女子トイレは、ざっと見たところ200人以上の行列。1時間以上は待つかも。
園内の桜から遠いトイレはここまで混んでないので、ちょっと歩いて遠くのトイレに行った方が早いと思われます。
2018年4月1日(日)
午後1時半くらいの光景です。
連日の20度越え、風もちょっと強めに吹くことがあり、開花率の園内平均は満開より-70%くらいでしょうか。
それでも木によってはまだ70%くらい花が残っているものもあります。
日曜日ということもあって、園内は凄まじい混雑。中央広場の花があまり見えないところまでギッシリでした。
近年稀に見る花見日和が続き、花冷えも無かった2018年でしたが、これにて終結。
4月2日以降の花見はもう厳しいでしょう。
西門横の傾斜地は、残っている花は20%くらい。ここは散るのも早いです。
いちばん混雑する「桜の園」ですが、こんな風にまだ花が残っている木もあります。
このくらい花が残っている木は全体の20%くらい。
桜の園は、この通りギッシリ!
中央広場までがこんなに混雑しているのは初めて見ました。
トイレは相変わらず長蛇の列。
関連情報:
●代々木公園へのアクセス(最寄り駅・駐車場・オススメルート)は以下のページを御覧ください。
《代々木公園への行き方》
●代々木公園でのお花見、飲食関係の準備はこちらを参考に。
《酒・食料の購入、園内からピザや酒類をデリバリーする方法》
●代々木公園でのお花見、便利情報&こんな所にご注意!
《ゴミの始末、トイレの場所や混雑状況etc…》
●代々木公園でのお花見を計画する前にチェックしておきましょう。
《代々木公園でお花見。2017年の開花から満開までを振り返る》
“代々木公園でお花見、2018年の開花から葉桜までを振り返る。” に対して1件のコメントがあります。