箱根・浅間山、宮ノ下駅からの登山ルート、風景、植物、難易度、所要時間は?

春休みに、子供たちと箱根・浅間山(せんげんやま)に登ってみました。(2018年)
浅間山は、小涌谷、宮ノ下、大平台といった登山鉄道の各駅、つまり箱根の主要温泉街から望む椀型の山。富士箱根伊豆国立公園の中に位置します。
上記のほか箱根湯本駅からも登山道が伸びていて、初心者向けのハイキングコースとして人気があるそうです。

今回は、昼食までには駅に戻りたかったので、宮ノ下駅からの往復コースを選んでみました。
山頂は802m、宮ノ下駅が436mなので標高差は366m。まあ、お手頃かな、と。

観光マップによると、上り65分+下り55分。山頂で休憩する時間を含めても3時間で戻って来れそうです。


箱根・浅間山
宮ノ下駅を出るとこんな感じ。車道から線路沿いの階段を上がります。

箱根・浅間山
箱根・浅間山
しばらく線路沿いを歩くと踏切があり、それを渡るといよいよ登山道という風情です。
この辺り、登山鉄道の撮影スポットとしても良さそうです。

箱根・浅間山
いきなり、険しい急勾配。お手軽ハイキングコースかと思っていたけど、けっこう本格的な登山?

箱根・浅間山
登山道が崩れかけていて、滑落の危険性がある箇所も。まあ、落ちてもそれほど一気に下まで、という感じではありませんが。

箱根・浅間山
写真を撮りつつ、のんびりと登ること45分、そろそろ山頂は近いかな、と思った所に現れたのは「富士見台」という休憩所。
なんと、ここまででちょうど半分だそうで、思っていたよりキツイです。
天気がよければ富士山が見えるのでしょうね。この日は見えませんでした。
見えたとしても、それほどの絶景という感じでは無さそうです。

箱根・浅間山
富士浅間神社という石碑。
屋根が設えてあったようですが、倒れていました。

箱根・浅間山
登山道はほとんどが鬱蒼とした雑木林の中ですが、たまに開けて明るい所もあり、ほっとします。

箱根・浅間山
登山道の道程50m毎にこんな標識が打ってあります。40まで行くとほぼ頂上。あとどのくらい?という目安になりますね。

箱根・浅間山
道標がありました。山頂まで5分!もう一息です。

箱根・浅間山
なんと、千条の滝〜小涌谷コースは落石のため通行止め。どっちにしても今回行く予定は無かったのですが、美しい千条の滝に行けないのは残念です。

箱根・浅間山
山頂までの最後の10分くらいは、登り始めと打って変わってなだらかな歩きやすい道が続きます。

箱根・浅間山
そして、いよいよ着きました、山頂です。途中からは想像できない、広い公園のような感じです。
眺望はそれほど開けてないのですが、広々していて気持ちがいいです。

箱根・浅間山
時間に余裕があるときは、浅間山よりちょっとだけ高い鷹巣山を目指すのもいいでしょうね。
頂上では他に何組かの登山者に会いましたが、大平台から来る人の方が多いようです。

箱根・浅間山
山頂には、こんなテーブルもあるので、ここでお弁当食べるのも良いでしょう。でもオンシーズンはテーブルの取り合いになるかも。


山頂の様子をストリート・ビューで見ると…(2017年7月の様子)

帰りは同じルートを戻っただけなので説明は割愛します。
結局行きは休憩含めて90分くらい。日頃運動不足の人はそのくらいの時間を確保した方が良いでしょう。
下りは急いで降りたので45分位でしたが、木の根に足を引っ掛けられる危険があるので、1時間は掛けてゆっくり降りるべきと思います。
靴はスニーカーで問題ないと思いますが、靴紐はしっかりキツめに結んだ方が良いでしょう。
荷物は両手が使えるようにリュックサックが良いでしょう。特に雨が降った後は急な坂が滑ると思いますのでご注意。
あと、意外に忘れがちなのがトイレ。途中や山頂にトイレはありませんから、かならず登る前に済ませておきましょう。

初心者向けの山とはいえ、山は山、侮る無かれ、です。

それでは、植物も見て行きましょう。
途中で目に付いたものだけですが撮ってみました。名前はすみません、わかりません。m(_ _;)m

箱根・浅間山
箱根・浅間山
箱根・浅間山
箱根・浅間山
箱根・浅間山

植物を観察しながら登るのも楽しいですね。

箱根の植物は、1776年4月にスウェーデンの植物学者トゥンベリー(ツンベルクとの表記も)によって採集され、初めて学術的に体系化されたことでも知られています。
トゥンベリーは、東インド会社の船医として東南アジアを経て日本の出島にやってきました。そもそも海外に植物採集に行くために船医になったのです。
日本に来れたものの、狭い出島に(実質的に)幽閉されていました。しかし8ヶ月後、参勤交代に同行して江戸に向かうチャンスを得て、採集はその道中でのことです。
長崎から江戸までの長い旅でしたが、行動は厳しく制限されたため、採集の大半は箱根近辺で行われたものです。
なぜ、箱根では採集できたのか。それは山越えのため籠から降ろされたかららしいです。
かなりの大男だったらしいトゥンベリー、駕籠かきも大変だったでしょうね。
でも、それが幸いして念願の植物採集ができたのかも知れません。

箱根の山で植物を観察、撮影しながら、そんなトゥンベリーの姿に思いを馳せました。

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