ブラジルフェスティバル2017(代々木公園イベント広場)出演者、人気店を紹介します。
2017年7月15日(土)、16日(日)の二日間、代々木公園イベント広場で恒例のブラジルフェスティバル2017が開催されました。
このイベントは、この場所で開催される各国フェスの中でもタイフェスなどとともに、もっとも盛り上がるものの一つです。今回も、国内屈指のブラジル料理店がブースを並べ、おいしい食べ物と素晴らしいブラジル音楽を堪能できる二日間となりました。
会場に着くと、こんなパンフレットが配られています。
ステージのタイムテーブルや出店している飲食店ブースの紹介が載っていて重宝します。
飲食ブースは、このフェスの常連でいつも大人気のイーリャブランカを紹介したいと思います。
このお店は、以前は都心の南青山にあってブラジル大使館のケータリングを請け負うなど、味には定評のある店でした。しかし現在は埼玉県川越市の笠幡駅というなかなか行く機会のなさそうな場所に移転したため、このフェスで食べられることを楽しみにしている人が多いのだと思います。
オーナーの服部さんは、プロのブラジル音楽専門のドラマーでこのフェスでもステージに立っています。
代々木公園ブラジルフェスの大トリ、エルバ・ラマーリョ(正しくはエウバ・ハマーリョらしい)のステージ。バンドもメチャクチャ上手くて、たっぷり90分弱の白熱のパフォーマンス。文句なしのライブでした。
特にサンフォーナ(アコーディオン)奏者が素晴らしく、この人はエルバの片腕的存在なんでしょうね。
曲は、サンバも数曲やったけど、やはり北東部の人らしく、バイヨン(フォッホー)やフレーヴォが中心。
中盤の一番盛り上がった所でルイス・ゴンザーガのAsa Branca。まあ、これは絶対やるだろうと思ったけど。
レシフェのカーニヴァルでの定番曲などが続き、アンコールはジルベルト・ジルのパイストロピカル。
観客は半分くらいは在日ブラジル人で、オシャレなボサノヴァとかとは別世界なブラジルらしさを堪能、これで無料なんだから言うことなしです。
また、初日のトリを勤めたのは、ラモス瑠偉氏の娘さん、ファビアナをフィーチャーしたファビ&ミストゥーラ・フィーナ。昨年に続いての出演です。今回私は見てないのですが聞いた所によると大盛況だったようです。
面白いところでは、ブラジル出身の演歌歌手エドアルドさん。
外国人の演歌歌手と言えばジェロを思い出しますが、エドアルドさんもテイチクからメジャーデビューしているレッキとしたプロの演歌歌手です。日系人に育てられたため演歌に興味を持ったそうですが血筋としては日系ではないようです。
ステージはカラオケ使用でしたが、見た目もご覧の通りバリバリの演歌歌手という出で立ちでした。
今回のブラジルフェスでは、カシャッサ(サトウキビを原料に作られるブラジル原産の蒸留酒)を使ったカクテルのコンテスト『カシャッサ・カクテル・グランプリ』が始めて行われました。
会場内のエントリー店で、カクテルを注文すると抽選付き投票券が渡されます。それを投票すると抽選でカシャッサが当たるという企画。
投票の結果、晴れてグランプリに選ばれたのは◯◯◯でした。
今回は第一回とあるので、次回のブラジルフェスでもやる予定のようですよ。
今回のイベントのスペシャルゲスト、エウバ・ハマーリョ(エルバ・ラマーリョ)からのメッセージ。
イベントの様子をコンパクトにまとめた動画です。
サンバグループ、CIA TRIBO 9のステージ。
大トリ、エルバ・ラマーリョのステージは大盛り上がり。
ブラジルの港湾都市レシフェで行われたコンサート。代々木のブラジルフェスでもバックを勤めたメンバーが見受けられますね。
ご覧のとおりの大盛り上がり、エルバ・ラマーリョの大物ぶりがわかるかと思います。
代々木公園イベント広場へのアクセスは以下のページを御覧ください。
《代々木公園イベント広場への行き方》
オフィシャルサイトはこちら。
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