越生の梅林、黒山三滝、山猫軒、見頃にお勧めのドライブコース。

埼玉県の越生町。梅林で有名ですね。
ちょうど梅が見頃だという3月8日(2016年)、周辺の観光スポットも含めドライブしてみました。越生へのアクセス、道中に便利なランチスポットやカフェなども合わせて紹介したいと思います。

今回行った場所を地図に示してみました。
梅林は何箇所かあるのですが、一番たくさんの木が植えられていると思われるのが①。
②は、この周辺では一番人気の観光スポット、黒山三滝。
眺望の良い所にも行ってみようと思って行ってみたのが、野末張見晴台③。
実は通りがかりに見つけた長昌山 龍穏寺④。
テレビや雑誌にもよく紹介されているカフェ、山猫軒⑤。

関東三大梅林のひとつに数えられる、越生梅林。2ヘクタールの園内に1000本の梅の木が。
周辺も含めると2万本くらいあるのだそうです。

次は、黒山三滝に向かいます。クルマで15分くらいの距離です。
男滝、女滝、天狗滝の3つ。それほど大きいものではありませんが、天気が良ければ虹のかかる滝などそれぞれに特徴があります。
滝もさることながら、周囲が全体的に良い意味で鄙びているんです。
最近の画一化されたキレイでオシャレな観光スポットとは違い、昭和な雰囲気満点で、とても和むこと請け合いです。

▲根っこ食堂では、うどんや蕎麦が食べられます。
2階にはお座敷もあって、けっこう広いので宴会もできそうです。

▲黒山三滝お休み処。
ここでは、イワナ、ニジマスの塩焼きが堪能できます。
クルマじゃなきゃ、一杯やりたいところでした。残念….。

▲どうですか、この佇まい。小津安二郎の映画でも観ているような気分になれる、かな?

▲そして、滝に一番近いところにあるのが、お休み所もみじ。休憩できる座敷があり、甘酒や味噌おでんが食べられます。お土産なども売ってますよ。

▲そして、これが天狗滝なんですが、ちょうど滝を遮るようにまっすぐの木が立っています。近くまで行かないと滝が見えないんですよね。
滝に近づく歩道がちょっと険しいので、足腰の弱いお年寄りや小さいお子さんは気をつけてくださいね。
(追記:2020年8月現在天狗滝は、2019年の台風による土砂崩れ・倒木により滝の近くまで行くことができません)
他の滝の写真も紹介します。時間が良かったのか、光の加減で虹が掛かっている所を見ることができました。

それでは次の目的地、野末張見晴台③ です。30分ほど走り、眺めの良い所へ。
この近辺には、関八州見晴台、黒山展望台などもありますが、たぶん人がほとんど居ないだろう場所を選んでみました。

▲展望台ではなく見晴台を名乗るだけに、期待どおりの質素な観光スポットですが眺望は最高です。
ここに来る途中、古刹感満点の寺を見つけたので寄ってみることに。

いかがですか、長昌山 龍穏寺④。
歴史を感じる建造物ですよね。
その歴史は平安時代まで遡るようです。
そろそろ疲れてきたので、カフェで休憩することにしましょう。

▲カフェ山猫軒です。⑤
この日はテレビで紹介された直後ということで、かなり混雑していました。
見ての通り、雰囲気のある建物で、ジャズやクラシック室内楽の演奏会なども定期的に企画されているようです。
周辺に他の家がありませんから、大きな音を出しても大丈夫なんでしょうね。
カフェラテを頂きましたが、温暖な日にテラス席でビールを飲みたいと思いました。でも、クルマじゃないと来にくい場所なんですよね。
カフェ山猫軒オフィシャルサイト
営業は土日祝日のみ 11時〜19時
コーヒー、紅茶の他、ビールやワインもあります。
食事は、ピザ、カレーがあり、どれもコダワリの一品です。

というわけで、こんな感じの一日を過ごしました。
このコース、かなりお勧めですよ。梅のシーズン以外だったら、梅林を外して顔振峠方面に足を伸ばしてみるのも良いかも知れません。
クルマの場合のアクセスですが、都心から向かう場合は関越道、鶴ヶ島ICか坂戸西スマートICで降りるのが良いと思います。

公共交通の場合
JR八高線と東武越生線に越生駅があります。越生梅林、黒岩三滝には越生駅から路線バスで行けます。
カフェ山猫軒は、同じバスの「麦原入口」で下車、そこから30分ほど歩くことになります。

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