デブラ・キリングス(Debra Killings /TLC, Monica etc…)
デブラ・キリングス。アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれ。
1990年台、世界的に大人気だったTLCやモニカのレコーディングに起用されたベーシストとして知られる人。
特にTLCに於いては3人組のTLCの4人目のメンバーとして注目を集めました(←本人のバイオグラフィに記載されていた情報)。
自身もシンガー/ベーシストとしてリーダーアルバムを2008年に発表しています。
ソングライターとしても、モニカやTLCに曲を提供する実績を持ち、安室奈美恵の2003年のシングル、“Put ‘Em Up”のカップリング曲“exist for you”に於いては、作詞・作編曲、レコーディングにも参加してるそうです。
6弦ベースを愛用、しかもかなりのテクニシャン、歌も本格的です。
ベースで複雑なメロディのリフを作りそれに歌を乗せる、そんなパターンの曲が多いです。
サウンドはフュージョンっぽくもあり、ベーステクニックを遺憾なく発揮できる曲調といえるでしょう。粘りのあるグルーヴは個人的には好みですが、ちょっと古臭く感じる人も多そうです。
ルックも可愛らしく、かなりスター性があるように思うのですが、なぜか日本ではあまり知られてないですよね。
2017年に、久々に発表されたTLCのニューアルバムにも、ベースやコーラスで参加しています。
しかし、かつて1千万枚以上の売上を誇ったTLCではありますが、この新作は1万枚程度と、もはや過去の人たちとなってしまいました。それでも1万枚売れれば大したものですが。
デブラは、2018年現在アトランタでDebra Killings Studioを経営、レッスンやコンサルティング、レコーディング業務などを行っているようです。
2008年公開の映像。自身のバンドでのライブ。ベースの聞かせどころもちゃんとありますよ。
2014年公開、デブラのベースプレイがよくわかる映像。アンプやエフェクターなどのメーカー、TCエレクトロニクスのデモンストレーターをやっているようです。
デブラが自身でプロデュースしたリーダーアルバムからも一曲。後半のドラムとベースの複雑な絡みには、音楽家としての探究心を感じます。
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