ディヴィニティ・ロックス(Divinity Roxx /Beyoncé etc…)
ビヨンセのバックバンド参加で一気に知名度を上げたディヴィニティ・ロックスは、ジョージア州アトランタ生まれ。
ビヨンセのステージでは、単にバックミュージシャンにとどまらず、彼女をフィーチャーしたコーナーが設けられるなどされたため大きんな注目を集めることとなりました。
彼女のプロキャリは、2000年にナッシュビルで開催されたヴィクター・ウッテンのBass Nature Campに参加したことに始まります。キャンプ終了後、ウッテンから自分のツアーに同行するよう誘われます。ステージではディヴィニティをフィーチャーしたコーナーが設けられただけでなく、ウッテンのアルバム“Live in America”にも、ブーチー・コリンズやマーカス・ミラーといった超大物ベーシストとともにゲスト参加。
このように幸先のよいスタートを切ったディヴィニティですがソロ活動を本格化させて以降は、いまいちメジャーになりきれない印象です。でも、自分の音楽をしっかり持っていて常に全力投球な姿にはとても惹かれるものがあると感じます。
2009年の映像。ビヨンセのステージでは、かなり長めのソロパフォーマンス・タイムが与えられています。見た目の派手さは楽しいですが、特に卓越したテクニックを見せるという感じではありません。普通にバックで演奏してる分には、野太いグルーヴィなビートを提供していて、好感の持てるプレイです。
2011年、ドイツの楽器店で行われたワーウィック(おそらくディヴィニティが契約している楽器メーカー)のプロモーション。そんなシチェーションでも、気合の入ったラップとベースプレイを聴かせ、思わず引き込まれます。
2012年のこの映像は、ベースをやってる人にはとても興味深いでしょう。マスタークラスとあるように、セミナーのようなものと思われます。
ベースを弾きながら、ラップ調の歌を聴かせ、ちょっとミッシェル・ンデゲオチェロの音楽を思い起こさせます。
解説付きで色んな奏法を見せてくれますが、後半ではタッピング奏法も。
2015年ドイツでのライブ。なんとジャコ・パストリアスの曲をやっています。
2017年のステージ。
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