前立腺がん検診の腫瘍マーカーPSA値、10.80 ng/mlの意味

郵便受けを覗くと、区民健康センターから封書が届いていました。
それは、前立腺がん検診を受けて3週間が過ぎ、検診を受けたことさえ忘れていた日のこと。
封筒が、なにやら厚め。ってことは、単に『異常なし』ってお知らせではない?…のではなかろうか.。

そんな嫌な予感は見事的中!

『腫瘍マーカーPSAの値が、10.80 ng/ml、直ちに精密検査を必要とします云々…』だそうで。
早速ネットで調べてみると、50歳代の場合、4 ng/ml以上なら要再検査とのこと。それが10以上ですから、こりゃかなり『ガ~ン!!』なわけです。
ガン以外の要因でもPSAの値は高くなるらしいですが、10以上の場合は50%以上の確率で前立腺がんの可能性というような記述も見つけてしまいました。

早速、封書に同封されていた紙に記されたいくつかの病院に連絡を取ってみることに。
都会ぐらしの利点でしょう、紹介されている大病院はいずれも自転車で10分以内。まずは行ったことのあるJ病院に電話するも、最初に予約を取ってだの何だのと面倒臭そう。まあ、大病院ってそういうものですよね、幸い子供時代以来大きな病気をしたことがなかったもので、そういう常識さえ無くて。

そこで、いわゆる町医者的な泌尿器科クリニックに電話してみると、すぐにでも診察オッケーとの返事。
そのクリニックでは、エコー(超音波)で前立腺の様子を見てもらったものの、『多少肥大してるかな…』というコメントでした。念のため血液検査も再度行い、5日後には結果がわかるとのこと。
この時点では、最初の健康センターでの結果が何かの手違い(それはないか!)、または他の要因で一時的にPSA値が上がったとかも考えられるので、淡い期待抱きつつ、5日間を過ごすことにしました。