今さらではあるが、安倍晋三氏が国葬に相応しくない理由をまとめてみた。
安倍晋三氏を国葬にする理由として『政治活動中に凶弾に倒れた』ことを挙げる人が少なからずいる。
何か大きな改革を成し遂げようとして、それを阻止したい勢力に暗殺された、とかなら、なるほどそうかも知れないとも思う。
しかし、政治活動中と言っても、単に自党の候補の応援演説をしていただけだ。
しかも、犯人は安倍氏の政治活動に恨みを持っていたわけでもないから、所謂“暗殺”ではない。
故に、国葬に値する理由にはならない。
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安倍晋三氏を国葬にする理由として『憲政史上最長の政権』を挙げる人が少なからずいる。
たしかに、国民の支持を得たゆえの長期政権ではあった。
しかし、その長期間に日本国が抱える長年の懸案をいくつか解決した等の実績があっただろうか。
長期間、政権を維持できたのは高い支持率が続いたことが大きな理由だが、安倍政権がやったことと言えば、その高い支持率を保つことこそが最大の目的だった。
一例を挙げるなら、日銀にガンガン札を刷らせて株を買わせ、好景気を偽装した。その一方で、支持を落とすような改革には手を付けなかった。
故に、これも国葬に値する理由にはならない。
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安倍晋三氏を国葬にする理由として『海外からの高い評価』を挙げる人が少なからずいる。
たしかに、たくさんの追悼の言葉が寄せられた、のかも知れない。
しかし、国葬には大した要人も来ないというではないか。岸田政権は、儀礼的な社交辞令を真に受けただけだった。
まったくもって、恥ずかしい話だ。
故に、これも国葬に値する理由にはならない。
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そもそも、国葬という制度が今の日本には無く、憲法違反の疑いすらあるのだ。