ラウンド・ミッドナイト:ホンモノの一流ジャズマンが演じるノスタルジックなファンタジー?

【作品概要】
実在のアメリカ人ジャズ・ピアニスト、バド・パウエルがヨーロッパに渡りパリで活動していた時期の実話が元になっており、ジャズファンのフランシスのモデルも実在のフランス人デザイナー。

【あらすじ】
パリを舞台に、テナーサックス奏者のデイル・ターナーと、デイルのファンであるフランシスとの友情物語。

【スペック】
分類:実話に基づく創作
音楽ジャンル;ジャズ
公開:1986年(アメリカ・フランス)
監督:ベルトラン・タヴェルニエ
主演: デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)

【雑感】
この映画のポイントは何と言っても主役にジャズ・サックス奏者デクスター・ゴードンを起用した点でしょう。元になった実話はピアニストだったのに、あえてサックスに置き換えた意図は、デクスターを使いたかったから?・・・いや、真相は知りませんが、そう言われても納得するくらいのはまり役だと思います。いつも酔っ払ってる、人の良いジャズマン。私はデクスターの来日ステージを二度見に行ってますが、まさにそんな風体でした。

【ここに感動!(ネタバレ注意)】
話の核となっているのは友情物語。そのあたりに感情移入できるかどうかは、ジャズをどこまで好きかで分かれるかも知れません。

【こんな人にお勧め】
モダンジャズのファンなら、ぜったい見て損はありません。
【見所】主演のデクスター・ゴードン始め、ハービー・ハンコック、ボビー・ハッチャースンなど、一流ジャズミュージシャンたちが役者をやってます。だから演奏はホンモノ。

【独断的注目ポイント】
ウェイン・ショーター 、ロン・カーター、トニー・ウィリアムズ、フレディ・ハバードといった映画公開当時絶大な人気を博していたVSOPクィンテットの面々も出演。ジャズファンなら、そんな彼らの演奏シーンだけでも見る価値があります。

【難点?】
ちょっとB級感の漂う作品ではあります。映画としての重厚感などは期待せずに見てください。

【監督について】
『田舎の日曜日』でカンヌ国際映画祭パルムドール、『ひとりぼっちの狩人たち』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。

【評価】(あくまで個人的な感覚ですので悪しからず)
《涙度数》★★☆・・
《笑度数》☆・・・・
《総合》★★★★・

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